(2) 避難訓練においてデータを収集する

・予め定められた時刻に避難を開始して、予め定められた避難場所に集合する場合は、簡単なアンケートを行い、避難に要した時間や参加者の属性等を把握することが望ましい。

 

●参考事例

鎌倉市材木座地区では、材木座自治連合連絡協議会が2013年5月27日の平日午前中、約850人の参加者を得て合同の津波避難訓練を実施した。午前10時にサイレンが鳴り、参加者は地区内3箇所の避難場所のいずれかに10時半までを目標に徒歩で避難し、その経路と時間を地図に記入するアンケートに答えた。同協議会では、研究機関の協力を得てデータを集計し、避難計画の検討に活用した。
参考:タウンニュース鎌倉版2013年6月7日→ http://www.townnews.co.jp/0602/2013/06/07/191068.html

鎌倉市材木座地区津波避難訓練の参加者が自ら避難した経路を記入した地図
鎌倉市材木座地区津波避難訓練の様子
左上:地域住民のほかに幼稚園や保育園、介護老人施設なども参加
右上:地震時には倒壊のおそれのある老朽ブロック塀などもチェックしながら避難
左下:終着地点の避難場所では、避難時間と避難経路などのアンケートに回答
右下:ヘルメットをかぶり、園児をベビーカートに乗せて避難訓練に参加したグループも
鎌倉市材木座地区津波避難訓練参加者の道路通行カウント数を示した地図

・下田市旧市街地区では、2016年10月に作成した逃げ地図を活用して、まちで遊びながら防災について学ぶ「下田遊ぼう祭2016」を開催した。この「遊ぼう祭」では、開発したアプリを使って津波避難ビルへの避難時間を競う「petapeta×防災」のほか、過去の津波の痕跡等の防災資源を学びながら、緊急避難場所の高台に共同で避難する「キツネを探せin下田」が行われ、地区内外から大勢の老若男女の参加者を集めた。
「下田遊ぼう祭2016」http://asobousai.info

逃げ地図に観光情報を加えた下田遊ぼう祭2016のパンフレット
遊ぼう祭で逃げ地図作成後に避難訓練を行ったことを報じた下田中学校の学校便り

 

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