(1) 逃げ地図を活用した避難訓練

・作成した逃げ地図を活用して、市町村が指定した緊急避難場所や身近な避難目標地点に避難する訓練を合同して行い、避難行動を共有することが望ましい。その場合の避難訓練の方法としては、防災無線等で避難開始を合図し、参加者がそれぞれ決められた避難場所等に移動して避難時間を確認する方法が容易である。

・定期的な防災訓練では、会場を避難場所に見立てて、そこまでの避難経路と避難時間を確認するとともに、集合した会場で、作成した逃げ地図とその内容を紹介して要点を説明する方法もある。

 

●参考事例

秩父市久那地区では、市の合同防災訓練の日に各町会単位で指定避難所等、予め定められた場所に集合し、そこで町会長が自ら連続ワークショップを通して作成した土砂災害からの逃げ地図の要点を参加者に説明して周知を図った。

秩父市久那地区の防災訓練で集まった参加者に町会長が自ら逃げ地図の成果を説明した

秩父市上白久地区では、避難時間を表示した色を塗ることで、所属する区とは関係なく、どちらの区の避難場所に逃げた方が近いかが一目瞭然となり、区の枠組みを超えて避難することが3区の間で合意されたが、町会主催の防災訓練において作成した土砂災害からの逃げ地図を使った避難訓練を実施し、その結果を踏まえて、区の枠組みを超えた緊急避難場所について検討することにした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です